ワークショップ2020レポート2日目

By 2020年1月25日 2月 18th, 2020 Workshop

さて、2日目はいよいよ実際に大工道具を使って、作業開始。4つのグループに分かれて、作業の際に使う「うま」の製作です。「うま」とはいわゆる作業台、長い木材を切ったりする時に、その材を作業しやすい高さに安定させるためのものです。そこにあった大工さんのうまの寸法を測って、同じものをそれぞれのグループで2台ずつ、計8台作ります。長い材木から、必要な部材の長さを測り、ノコギリで必要な形に切っていき、それを組み合わせてインパクトドライバーを使ってネジ止めしながら仕上げていくという作業。主に使った道具は、さしがね、メジャー、鉛筆、のこぎり、インパクトドライバー。自分のグループでは、それ以外に、角度を写し取ってくる道具(名前がわからん笑)や小さなカンナも使いました。

各グループには大工の方がついてくれて、丁寧に教えてもらいながら進めていきます。大工の方の様子を見ていると、さしがねの使い方一つにしても、いろんな使い方ができること、使い方にもちょっとしたコツがあること、自分たちの知らない便利な道具があることなど、発見がいっぱい。また、寸法を測って長い木材から部材を切り出していくのですが、寸法を大事にしつつも、実際に組み上がってきている製作物に合わせて微調整していきます。実はこれがとっても大切で、今後タイニーハウスを作っていく際にも、寸法通りにうまく入らなかったりした時のリカバーにつながるのだろうなと思います。久しぶりにノコギリをひいたりしたので筋肉痛になるかもという声も聞かれましたが、それも心地よい疲れでしょうね。

あと、作業ではないのですが、食事がめちゃウマでした。この日の朝食は卵かけごはん!自然養鶏の平飼いたまごは変な人工飼料が入っていないので、黄身の色が薄いのですが、これが美味しい。そして昼のカレーも昨夜のスープを使っていて、これまたコクがあってウマい!本当にごちそうさまでした!

まずは誰もケガをすることもなく、楽しく和気あいあいのスタートとなりました。個性的なメンバーとともに半年で作り上げるタイニーハウス。さて、どんなものが出来上がるか今からワクワクです。

レポート:赤塚タケ
写真:Ben Matsunaga