ワークショップ2020レポート3日目

By 2020年2月18日 Workshop

3日目、天気はいいし暖かくて作業日和。ビルダーや参加者も2回目ということもありリラックスした笑顔で再会。

最初に新しいメンバーの紹介。川本さんとビルダーのヤスさんこと川端さん。その後タケさんから今回のワークショップのスケジュールと今回作るタイニーハウスの図面の紹介。みんなの要望を反映して基本の図面が出来上がってきた。「星が見たい」「縦に並んで寝たい」「上がり框」等など。窓の位置はまだ決めずに壁を立てから考えるやり方は、初めて作る人にもすごく有り難い。修整や変更が出来る思うと初めの一歩が踏み出しやすい。

今回は座学はなく2日とも作業に集中。ビルダー毎に4班に分かれて作業。本間さん、ガンちゃんチームは一緒に面積の大きな長手方向の側面の柱を組む作業。ヤスさんチームは短い方の妻側の壁、アツさんチームは土台。壁を作る3チームは柱の材料をサイズ通りカットして地面の平らな場所に並べ角度を確認しながらビスで留めていく。土台チームは鉄製のシャシーのフレームの間に入れる細長い枠を作る。そこに合板貼って透湿防水シートを貼って断熱材スタイロフォームを入れる。

今回から丸ノコやインパクトドライバーなど電動工具をたくさん使うので最初に各ビルダーから取り扱いの詳しい説明があった。持ち方、立つ位置など一つ一つの動作に何故それが必要なのか理由を説明してくれるので覚えやすい。今回はたまたまチームに左利きの人が2名いて左利き用の工具などの情報を本間さんがシェアしてくれた。段取り作業手順を先によく考えておくことが大事だと痛感。よい準備が出来てると作業は楽だし、早いし、安全だし。言うことなし!

みんな無事に一日目の作業を終えられた後はワークショップのもう一つのお楽しみ夕食。新井さん藤田さんが考えてくれた今夜のメニューは餃子。みんなで包んで大量の餃子をお腹いっぱい食べた。ガンちゃんが持ってきてくれた出来たて自家製黒ビールも美味しかった。やっぱり酵母が生きてると違うね。食事の後はシンプライフの上映会。Benさんの映像の世界に引き込まれていく。登場人物のコメントは深い。その後みんなで少し意見交換。ワークショップ最終回でDeeから直接話が聞けるのが楽しみ。

レポート:岩佐 洋介
写真:Ben Matsunaga